専攻
バイオエシックス/基礎及び臨床バイオエシックス、比較法学、人権論
研究テーマ
バイオエシックス(生命倫理)基礎理論の学問的体系化と臨床事例の分析・研究
その具体的内容
例えば、遺伝子組み換え、体外受精、エイズ、脳死、臓器移植、ヒトゲノム解析の倫理、Comparative Study of Advance Directives、International Health Ethicsなど、 いのちの始まる前から終わった後に至るまでのバイオエシックスの諸問題を、社会、自然、環境との関わりで考察し、問題解決の方法と公共政策のあり方を研究。
略歴
1934年東京に生まれる。早稲田大学第一法学部卒、同大学大学院法学研究科博士課程修了後、チェラロンコン大学 (タイ)、サイゴン大学 (ベトナム)、ジュネーブ大学大学院等教授 (スイス)、世界教会協議会 (WCC) エキュメニカル研究所副所長、ハーバード大学研究員等を経て、1980年以降,ジョージタウン大学ケネディ倫理研究所国際バイオエシックス研究部長、ジョージタウン大学医学部客員教授,早稲田大学教授 (人間科学部・バイオエシックス担当),東京都病産院倫理委員会委員長,CIOMS(国際医科学機構協議会)/WHO国際委員 (Advisory Committee on Renewal of Health-for-All Strategy) ,International Bioethics Network Newsletter編集長,メディカル・ヒューマニティズ・レビュー (テキサス大学医学人文科学研究所)編集委員等を歴任。現在に至る。
著書・訳書 --- 詳細はこちらを御覧下さい。
「いのちを考える−バイオエシックスのすすめ」(日本評論社・1987年)
(ゼミ生は当然の如く、この本を何度も読みます)
「バイオエシックスとは何か」(1981年)
「岩波法社会学講座」第10巻 (共同執筆・1974年)
「生命科学は医療を変えるか」(共同執筆・1984年)
「生命工学への警告」(監訳・1984年)
その他、英・独・中国語による著作論文多数。
研究室
恵泉女学園大学学長室
担当科目
バイオエシックス(自然・生命・人間の秩序)
学生に対して一言
求めよ、さらば与えられん。
ちなみに、先生の奥様の木村恵子さんも、NHKラジオ第一放送土曜深夜のワールドネットワークで、ワシントンからの国際レポーターとして活躍しておられ、以下のような本を書いておられます。
「ちいさな地球人たち〜子どもの異文化コミュニケーション〜」
「地球村の四季〜異文化と出会って〜」
「ワシントン発 地球村ねっとわーく」
(いずれも四六版・日本評論社より)