木村利人教授・全業績データベース
(著書データベース)

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SHORT CUT1960〜70年代刊行分 | 1980年代刊行分 | 1990年年代刊行分

1960〜70年代に刊行された著書
書  名 単著
共著の別
出版社等 発行
年月
 概 要 
Rapid Social Change in Asia 単 著 ICYE
(Geneve)
1969. 7. アジアの文化と社会の変動を、家族法、福祉立法、人口、青少年労働等の問題を手がかりに調査分析。
法社会学講座
第10巻
歴史・文化と法
[共 著] 岩波書店 1973. 4. 本人執筆、第IV章5「南ベトナムにおける法と裁判」(pp. 270-285.)
東南アジア比較法の視座から南ベトナム軍事政権下における憲法と司法の動態を分析し、その限界と人権侵害の事例研究。(共同執筆者:川島武宜、浅井敦、世良晃志郎、下山瑛二、藤倉皓一郎、レール・ロザーノ、佐藤節子、藤田勇、黒木三郎、萩原宜之、金容圭、森島昭夫、木村利人、石田穣)
Genetics and the Quality of Life [共 著] WCC Publications
(Geneve)
1974. 6. 本人執筆 (pp. 20-22.)
バイオエシックス公共政策に焦点を合わせつつ遺伝病と生命の質をめぐって具体的な問題解決の糸口を考察。(共同執筆:P. Abrecht, C. Birch, K. Aner, R. G. Edwards)

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1980年代に刊行された著書
書  名 単著
共著の別
出版社等 発行
年月
 概 要 
バイオエシックスとは何か? 単 著 北里大学医学部 1980. 4. バイオエシックスの目的と範囲、歴史的形成要因について、解明し、具体的事例について考察を加えた。
Genetic Engineering [共 著] Pilgrim Press 1983. 10. rDNA研究及び生命工学の社会的、法律的、宗教的な問題点を考察。
(R. Kimura, A. Kelly, R. Nelson)
生命科学は医療を変えるか [共 著] 講談社 1984. 2. 本人執筆, 第三章「バイオエシックスの理念と生命科学の発展」-世界の現状と動向を手がかりに- (pp. 156-174.), バイオエシックスにおける人権尊重のシステムを「公共政策」の中に具体化するべきことを提言し、そのための「超学際」研究的アプローチの必要性、特に一般市民の政策決定過程への参加の必要性を指摘。(共同執筆者、松原謙一、谷口克、加藤叡裕、高木廉敬、北川照男、寺松孝、渥美和彦、石井威望、木村利人、佐藤智、岩村昇)
バイオエシックス講義録 [共 著] 第1. 2回バイオエシックス研修会講演録
岡村ゼミナール
名古屋看護研究会
1984. 12. 看護職のあり方をめぐって、職業倫理、判例研究の事例にアプローチしつつ、バイオエシックスの基本原理を解明。(コメンテイター;岡村昭彦)
Health Policy, Ethics and Human values:An International Dialogue [共 著] WHO-CIOMS
(Geneve)
1985. 本人執筆, (pp. 184-193.), Health Care for the Elderly in Japan.
日本における老人福祉の現状と理念をバイオエシックスの視座から解明。
(共同執筆, E.D. Pellegrino, Z. Bankowski, R. Veatch, J. Bryant.)
バイオエシックスセミナー 単 著 医学書院 1985. 1. 医療・看護におけるバイオエシックスのケース・スタディを展開し、バイオエシックスの本質を考察。
バイオエシックス講義録 (2) [共 著] 第3. 4回バイオエシックス研修会講演録
岡村ゼミナール
名古屋看護研究会
1985. 6. 「患者の権利と世界のバイオエシックス」をめぐっての討論。(コメンテイター;岡村昭彦)
Genetic Councelling in the World
(Ethics and Human Genetics:A Cross-Cultural Perspectives)
[共 著] Pergamon Press
(N.Y.)
1987. 1. Chap. 8. genetic Councelling in Japan & Bioethics, 本人執筆
(共同執筆, J. Fletcher, J. Rogers, J. Hall, M. Mikkelsen, T.S. Kurth, A Boue, R. Witkowsky, C. Bartsocas, A. Czeizel, I.M. Thomas, G. Simoni, M. Niermeijer, R. Kimura, K. Okura)
人類遺伝学、遺伝相談の世界各国における現状を手がかりに、比較文化的視座から、バイオエシックスにアプローチした調査研究成果。
いのちを考える
:バイオエシックスのすすめ
単 著 日本評論社 1987. 6. バイオエシックスの理論と臨床事例について考察し、自己決定権をベースにしたコミュニティの運動の重要性を指摘した。
Bioethics in the International Community [共 著] Elsevier Science Publishers (Biomedical division) 1988. 「Human Dignity and Medicine」を25名が執筆。本人は4頁執筆。WHO, CIOMSなど国際機関とバイオエシックスの在り方について解明した。
Bioethical and Socio-legal Aspects of the Elderly in Japan
:with Special Reference to Life-Sustaining Technologies
[共 著] Waseda University Press 1988. 9. 「Law in East and West」を64名が執筆。本人は25頁執筆。法社会学的、バイオエシックス的視点から日本における高齢者の福祉と保健について解明し、看護、末期医療について分析した。
バイオエシックスの新展開をめざして
:いのちを守り育てるために
[共 著] フマニタス選書13
北樹出版
学文社
1989. 6. 田村芳朗, A. デーケン, 木村利人, 田丸徳善, 滝本往人, 小泉仰, 峰島旭雄ら7名が執筆。本人は24頁執筆。最近クローズ・アップされているバイオエシックスの問題を比較思想・比較文化の観点から総合的に論及し、その基本原理の解明と展開について論じた。生命観、死生観、生命倫理観を浮彫にした88年度比較思想学会シンポジウムに基づく注目の書である。
あなたのいのちは誰のもの
:人権運動としてのバイオエシックスの新しい展開
単 著 虹のブックレット
日本生活協同組合連合会
医療部会
1989. 8. 人権運動としてのバイオエシックスの国際的動向を分析し、日本における展開の在り方を論じた。
バイオエシックス:そのルーツと国際的動向 [共 著] 日本倫理学会編
慶應通信
1989. 10. 「生命と倫理」を16名が執筆。本人は6頁執筆。日本における倫理委員会の問題点を指摘し、今後の対策を展望した。

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1990年代に刊行された著書
書  名 単著
共著の別
出版社等 発行
年月
 概 要 
The Religious Aspects of Human Genetic Information [共 著] John Wiley & Sons 1990. 「Human Genetic Information」を13名が執筆。本人は6頁執筆。ヒトゲノム解析研究の結果がもたらす影響とプライバシー問題について論じた。
あなたのいのちは誰のもの?
:医療とバイオエシックスの考え方
[共 著] 「変わる世界を考える」
筑摩書房
1990. 7.
バイオエシックス
:いのちを守り育てる運動
[共 著] 「医の統合V 医の統合を語る会」
日本医事新報社
1990. 10.
Fiduciary Relationships and the Medical Profession
:A Japanese Point of View
[共 著] Georgetown University Press 1991. 「Ethics, Trust, and the Professions」を14名が執筆。本人は12頁執筆。日本における医師・患者関係を事例に取り上げて、比較文化論的バイオエシックスを展開した。
Jurisprudence in Genetics [共 著] Springer-Verlag,
Heiderberg, W.G.
1991. 「Ethical Issues of Molecular Genetics in Psychiatry」を19名が執筆。本人は10頁執筆。遺伝子・優生学・人工妊娠中絶をめぐるバイオエシックスの倫理的視座につき分析し、患者の自己決定の重要性を論じた。
臓器移植と倫理委員会 [共 著] メディカ出版 1991. 2. 「臓器移植へのアプローチVI」を執筆。
Das japanische Forschungsprojekt [共 著] Springer-Verlag,
Heiderberg, W.G.
1991. 3. 「Genomanalyse und Gentherapie」を23名が執筆。本人は8頁執筆。日本におけるヒトゲノム解析研究の進展の状況とそのバイオエシックス的問題点を指摘し、今後の研究の在り方について論じた。(独語)
患者の人権と尊厳をより大切にする医療 [共 著] 日本消化器外科学会総会編
メヂカルフレンド社
1991. 7. 「45人の提言:若き消化器外科医へ」中で執筆。
バイオエシックスの課題と方向 [共 著] 思文閣出版 1992. 7. 「生命の意味 I」を26名が執筆。本人は17頁執筆。バイオエシックスにおける生命の意味について解明し、コミュニティの中でいのちを支え合う必要性を指摘した。
いのちの喜び
:人間遺伝子解析計画とバイオエシックス
[共 著] 新教出版社 1993. 1. 「エコロジーとキリスト教」を12名が執筆。本人は20頁執筆。ヒトゲノム解析にともなうプライバシーの問題点を指摘し、今後のヒトゲノム解析の研究の在り方について論じた。
Conflict and Harmony in Japanese Medicine
:A Challenge to Traditional Culture in Neonatal Care
[共 著] University Publishing Group, Inc.
(Frederick, Maryland)
1993. 3. 「Transcultural Dimensions in Medical Ethics」を15名が執筆。本人は10頁執筆。日本文化における医療のパターナリズムの問題点を解明し、国際比較をしながら今後を展望した。
Asian Perspectives
:Experimentation on Human Subjects in Japan-Bioethical Perspectives in a Cultural Context
[共 著] Council for International Organizations of Medical Sciences, Geneve. 1993. 3. 「Ethics and Research on Human Subjects」を29名が執筆。本人は7頁執筆。日本における臨床実験とインフォームド・コンセントの現状を分析し、被験者の人権を守る必要性を指摘した。
バイオエシックスの視座
:生命操作時代の学問と教育
[共 著] 医療と人間 (II)
:医療と倫理
メディカ出版
1994. 2. 「医療と人間 II -医療と倫理-」を18名で執筆。本人は24頁執筆。バイオエシックスの基礎理論を体系的に論述し、新しい生命操作時代の学問と教育につき解明した。
  • 患者の権利とは何か

  • ヒト・ゲノム解析研究の問題点

  • 高齢化社会とバイオエシックス
  • [共 著] 生命倫理と医療
    :すこやかな生とやすらかな死
    丸善株式会社
    1994. 4. 文部省科学研究として『患者中心の医療をめぐる学際的研究』というテーマのもとに、平成3 (1991) 年度から3カ年間、専門を異にしながらもバイオエシックスの観点から共同研究をしている10名で「生命倫理と医療
    :すこやかな生とやすらかな死」を執筆。本人は第1章中「1.7 患者の権利とは何か」、第2章中「2.9 ヒト・ゲノム解析研究の問題点」、第3章中「3.8 高齢化社会とバイオエシックス」の項を執筆。
    大衆長寿時代の死に方 [共 著] IV. 死と向かい合う
    ミネルヴァ書房
    1995. 5. (濱口・嵯峨座編著)
    激動する医療
    :21世紀への挑戦と選択
    [共 著] 読売新聞編集局,
    国際商業出版
    1995. 5.
    Verbrechen gegen die Menschlichkeit
    : Die veregessene Geschichte Japan
    [共 著] Ethik und Medizin
    - Was leistet die Kodifizierung von Ethik?
    /Wallsterin Verlag, Gottingen, Germany.
    1997. 一章分担執筆 (pp. 161-170.)

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