木村利人教授・全業績データベース
(学術論文等データベース)

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SHORT CUT1960年代発表分 | 1970年代発表分
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1960年代に発表された論文
 題 名   掲載誌・
 出版社 
 巻・号   発表 
 年月 
 概 要 
拡がりゆく医のわざ 医学と福音 14・8 1962. 10. 東南アジアにおける医療と、医療協力の在り方を考察。
インドの家族計画
(1〜7)
家族計画だより 64-70. 1963. 1-7. インドの家族計画運動を連邦・州レベルで調査分析。
イギリスにおける
児童の福祉と司法の機能
早稲田法学会誌 13
(pp. 191-216.)
1963. 3. イギリスにおける1948年児童法をめぐって、その適用の具体例を検討しつつ、児童福祉に関連する司法と行政の機能を考察し、「福祉国家」における法の役割を解明。
The Struggle for Independence
in Vietnam
"Student World"
W.S.C.F.
(Geneve)
LVIII・4 1965. 12. ベトナム独立運動の歴史をふまえ、現代のベトナム開放戦争の持つ歴史的意味を考察。
Challenge of Change in Asia "Asia Focus" 4・2 1969. 4. 東南アジア社会における急激な社会変動に伴う、価値観、倫理意識の動態を青少年問題を手がかりに分析。

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1970年代に発表された論文
 題 名   掲載誌・
 出版社 
 巻・号   発表 
 年月 
 概 要 
東南アジア理解への手がかり 早稲田学報 24・3 1970. 4. 東南アジア、特にタイにおけるコミュニケーションを手がかりに、異文化理解の在り方を検討。
ベトナムと日本人 教会教育 20・11 1972. 12. ベトナム戦争の持つ意味を考察し、日本とベトナムとの今後の関係について提言。
Some notes
on Eugenic Protection Law
in Japan
Ecumenical Institute 8 1973. 7. 日本における優生保護法の形成と展開について考察し、特に人権擁護の視座から、この問題点を指摘。
人権と医の倫理 創造 80 1978. 10. 人権と医の倫理について、旧来の医療従事者側からの医の倫理の発想に疑問を呈し、患者の側からのアプローチを考察。
生命操作時代の衝撃
:バイオエシックスの挑戦
福音と世界 34・11 1979. 11. 急激な生命科学の発達に対応して展開されてきたバイオエシックスの基本原理を考察。国際的視野の必要性を指摘。

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1980年度発表
 題 名   掲載誌・
 出版社 
 巻・号   発表 
 年月 
 概 要 
バイオエシックスとは何か 大阪府医師会報 174 1980. 6. 医療の在り方をめぐって、バイオエシックスの視座から検討を加え、バイオエシックス公共政策の必要性を提言。
患者のための医療を命題に
バイオエシックスに取り組むべき
日経メディカル 108 1980. 6. 患者中心の医療が、今後の医療の動向となるべきことを指摘し、バイオエシックスの未来を展望。
人権の学習は何かと問われて 教育科学
「社会科教育」
17・12 1980. 11. 人権学習における想像力 (人権侵害の実状) の重要性を指摘し、人権をまもるための感性をみがくべきことを提言。

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1981年度発表
 題 名   掲載誌・
 出版社 
 巻・号   発表 
 年月 
 概 要 
バイオエシックスと病院の機能 「病院」
医学書院
40・1 1981. 1. バイオエシックスの立場からの「患者の権利」宣言、及び「患者の権利擁護委員」の病院における役割について考察。
人権とバイオエシックス (1)
:SFから憲法まで
「法学セミナー」
日本評論社
25・1 1981. 1. バイオエシックス教育の現状をハーバード大学における憲法講座カリキュラムを手がかりに考察。
人権とバイオエシックス (2)
:科学の世紀から人権の世紀へ
「法学セミナー」
日本評論社
25・2 1981. 2. 生物・医科学の急激な発達に対応しての人権尊重原理とバイオエシックス公共政策を分析。
バイオエシックスを考える
:生命・医療・未来
日本医事新報 2984 1981. 2. 超学際的要素を持つバイオエシックスの視座から人間生命・医療の未来について展望。
人権とバイオエシックス (3)
:開発途上国から世界共同体へ
「法学セミナー」
日本評論社
25・3 1981. 3. 開発途上国が先進諸国にとっての科学・技術の発展のための実験場となる危険性を指摘し、国際協力の必要性を説く。
人権とバイオエシックス (4)
:DNAから人間まで
「法学セミナー」
日本評論社
25・4 1981. 4. 遺伝子組み替え研究の推進をめぐっての論争と、ガイドライン形成の背景を分析。

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1982年度発表
 題 名   掲載誌・
 出版社 
 巻・号   発表 
 年月 
 概 要 
バイオエシックスを考える 北里大学医学部
医の哲学と倫理部会報
20 1982. 1. バイオエシックス理論を「共有」の概念に基づき展開し、真実告知等についての事例研究を展開、特に、情報の共有、決断の共有、方策の共有の三つの段階の構成によるバイオエシックスを提唱。
バイオエシックスと医療
1. バイオエシックスと医の倫理
「病院」
医学書院
41・1 1982. 1. バイオエシックスと旧来の医の倫理の相違を明確にし、新しいバイオエシックスの原理による医師-患者関係を提言。
バイオエシックスと医療
2. 「死」とバイオエシックス
「病院」
医学書院
41・2 1982. 2. バイオエシックスの視座からみた死の定義をめぐり、米国大統領委員会の報告を検討。
バイオエシックスと医療
3. 真実告知
(Truth Tellingについて)
「病院」
医学書院
41・3 1982. 3. バイオエシックスの原理に基づき、人権尊重が患者の処置をめぐって中心になるべきことを検討し、具体例を考察。子どもにも真実を知らせるべきことを論じる。
バイオエシックスと医療
4. バイオエシックスの考え方 (1)
「病院」
医学書院
41・4 1982. 4. バイオエシックスの社会的形成要因を解明し、1950年代からの人権運動にそのルーツを探り、考察を加えた。
バイオエシックスと医療
5. バイオエシックスの考え方 (2)
情報の共有
「病院」
医学書院
41・5 1982. 5. 医師-患者が平等の立場に立っての情報の共有の重要性を指摘。
バイオエシックスと医療
6. バイオエシックスの考え方 (3)
決断の共有
「病院」
医学書院
41・6 1982. 6. 医療従事者-家族-患者との間でのバイオエシックス意志決定における「決断」の共有を考察。
バイオエシックスと医療
7. バイオエシックスの考え方 (4)
方策の共有
「病院」
医学書院
41・7 1982. 7. バイオエシックスの問題をめぐって、一般公共の合意としての「方策」の共有の重要性を分析、考察。
バイオエシックスと医療
8. バイオエシックスの思想と文化 (1)
ヒポクラテスへの訣別
「病院」
医学書院
41・8 1982. 8. バイオエシックスの世界各国の多様な展開の意味を探り、権威主義的医療から患者中心の医療への転換を考察。
バイオエシックスと医療
9. バイオエシックスの思想と文化 (2)
「医は仁術」の国際化
「病院」
医学書院
41・9 1982. 9. 我が国におけるバイオエシックス展開の歴史的ルーツを分析し、伝統的な「医は仁術」概念の国際化の可能性を検討。
バイオエシックスと医療
10. バイオエシックスの思想と文化 (3)
全人医療のための指針
「病院」
医学書院
41・10 1982. 10. 医療が病気の治療に焦点を合わせたことにより、全人的発想を欠く傾向を生んだことを批判し、全人的医療の必要性を説く。
バイオエシックスと医療
11. 病院での患者教育
「病院」
医学書院
41・11 1982. 11. 病院における患者教育の具体例を挙げ、考察を加えた。
バイオエシックスと医療
12. 未来からの教育
「病院」
医学書院
41・12 1982. 12. バイオエシックス教育の中での未来の取り上げ方を分析、検討。

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1983年度発表
 題 名   掲載誌・
 出版社 
 巻・号   発表 
 年月 
 概 要 
バイオエシックス 「医科学大事典」
講談社
37 1983. 12. バイオエシックスの目的、範囲、形成要因等について概括し、参考文献を挙げ、今後の展開について示唆する。

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1984年度発表
 題 名   掲載誌・
 出版社 
 巻・号   発表 
 年月 
 概 要 
バイオエシックス・セミナー1.
バイオエシックスの視座
「看護学雑誌」
医学書院
48・1 1984. 1. バイオエシックスの歴史的背景、特に、人権の視座を考察。
生命操作時代の法と人権 大学時報 33・174 1984. 1. 生物・医科学技術の発展に伴う社会科学の対応、特に法学の果たすべき役割について考察。
バイオエシックス・セミナー2.
プリーズ・レットミー・ダイ
「看護学雑誌」
医学書院
48・2 1984. 2. 全身大火傷した、ダックス・コワート(Dax Cowart)さんのケースについて、バイオエシックスの視座から研究。
Bioethics & the International Community Echoes of Peace 3・1 1984. 2. 国際機関 (WHO, WMA, CIOMS, WCC等) の活動とバイオエシックス研究の重要性、又、このネットワークについて考察。
バイオエシックスの視座
:生命操作時代の学問と教育
早稲田フォーラム 43 1984. 2. 新しい時代の人間学にとってバイオエシックス学習が極めて重要な意味を持つことを指摘、バイオエシックス・カリキュラムについても提言。
バイオエシックス・セミナー3.
赤ちゃんの生と死をめぐって
「看護学雑誌」
医学書院
48・3 1984. 3. 重症奇形で生まれた未熟児等のバイオエシックスをめぐって具体的事例を挙げつつ検討。
Asian Bioethics Research
:it's Aim & Program
Georgetown University
Medical Bulletin
37・1 1984. 3. Georgetown大学におけるAsian Bioethics Programの理念とその展開について考察。
バイオエシックス・セミナー4.
:<自然な生>の終わり
「看護学雑誌」
医学書院
48・4 1984. 4. 人間が自然に生を終えられなくなったことの意味を分析し、人工装置により、生かされている事例を考察。
バイオエシックス・セミナー5.
:共に生きる試み
「看護学雑誌」
医学書院
48・5 1984. 5. 身体障害者等が共同で、コミュニティの中に生きるケースを手がかりに、「共生」の意味を探る。
バイオエシックス・セミナー6.
:バイオエシックス委員会
「看護学雑誌」
医学書院
48・6 1984. 6. バイオエシックス公共政策が米国で展開されて行く中で形成されるに至った、各種バイオエシックス委員会を検討。
バイオエシックスの機能
:生と死の決定をめぐって
「からだの科学」
日本評論社
臨時増刊号 1984. 6. 人間の生と死をめぐって、バイオエシックスの立場から考察を加え、特に「不治の病」の人たちの自己決定尊重の意味を考察。
バイオエシックス・セミナー7.
:患者はパートナー
「看護学雑誌」
医学書院
48・7 1984. 7. バイオエシックスの原理に基づき、医師-患者関係を分析。パートナーとしての患者が医療に参加する必要性を説く。
バイオエシックス・セミナー8.
:体外受精と代理母
「看護学雑誌」
医学書院
48・8 1984. 8. 体外受精、代理母をめぐって、バイオエシックスの原理に基づくガイドラインづくりを提言。
バイオエシックス・セミナー9.
:遺伝子治療の意味
「看護学雑誌」
医学書院
48・9 1984. 9. 人間の遺伝病に関連して、その治療のための指針を明確にすべきことを提唱。
バイオエシックス・セミナー10.
:家族計画のルーツと展望
「看護学雑誌」
医学書院
48・11 1984. 11. 家族計画におけるバイオエシックスの原理を分析。今後の動向を展望。
バイオエシックス・セミナー11.
:職業としての看護
「看護学雑誌」
医学書院
48・12 1984. 12. 職業としての看護をフェミニズムの視座から分析し、国際的な看護職の展開とその未来の動向を考察。

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1985年度発表
 題 名   掲載誌・
 出版社 
 巻・号   発表 
 年月 
 概 要 
バイオエシックス・セミナー12.
:看護の未来のために
「看護学雑誌」
医学書院
49・1 1985. 1. 看護・医療職の未来をバイオエシックスの視座から展望し、バイオエシックスの原理の持つ意味を考察。
"Who should Manipulate Life?"
:A Bioethical Pont of View
「PACE IN TERRA」 24 1985. 1. 生命操作時代における生物・医科学専門家の倫理的責任と一般市民の公共政策づくりへの参加を、アメリカ・ヨーロッパ等の事例を手がかりに分析。
脳死とバイオエシックス 「治療学」
ライフ・サイエンス出版
14・4
(pp. 491-494)
1985. 4. バイオエシックスの視座から、人権尊重を重点にしつつ展開されているLiving Willにつき検討を加え、脳死、臓器移植を考察。
バイオエシックスの動態 「倫理」1985. 7 1985. 7. バイオエシックスにおける原理のダイナミズムを分析、真実告知をめぐっての事例研究。

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1986年度発表
 題 名   掲載誌・
 出版社 
 巻・号   発表 
 年月 
 概 要 
Life-Sustaining Technology
for the Elderly in Japan
Report, Office of Technology Assessment (O.T.A.) Sp. Rep. 1986. 6. 日本における高齢者に対する末期ケアの問題点を分析した。
生命倫理学的立足点 「自然科学哲学問題」
中国社会科学院哲学研究所
30-3 1986. 8. バイオエシックスの在り方について人権論の立場から解明した。(中国語)
患者の権利:国際的動向と展望 「死の臨床研究」
死の臨床学会
8-1 1986. 12. 患者の権利の国際的動向についての現状を報告し、その未来を展望した。
Bioethik als Metainterdiszplinake Disziplin Medizin MENSCH GESELLSCHAFT
(Enke verlag, Stuttgart)
11・4 1986. 12. バイオエシックスの超学際的側面について理論的考察を行った。(ドイツ語)

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1987年度発表
 題 名   掲載誌・
 出版社 
 巻・号   発表 
 年月 
 概 要 
Bioethics as a Prescription
for Civic Action
: The Japanese Interpretation
"The Journal of Meclicine and Philosophy"
D. Reidel Publishing Company/Dordrecht & Boston
12・3 1987. 8. 日本におけるバイオエシックス運動のルーツを探り、比較文化論的考察を行った。
人権運動としてのバイオエシックス 人権と教育 167 1987. 11. 障害者教育に関する問題点をバイオエシックス的視座から考察した。

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1988年度発表
 題 名   掲載誌・
 出版社 
 巻・号   発表 
 年月 
 概 要 
Bioethics Making Inroads,
but Slowly in Face of Japan's Paternalistic Ethos
Kennedy Institute of Ethics Journal 2・1 1988. 1. バイオテクノロジー産業とバイオエシックスの関わり方について分析した。
バイオエシックスと看護の未来 看護展望 13・4 1988. 3. 看護とバイオエシックスの在り方について分析した。
バイオエシックスの新展開
研究と運動のルーツ
「メディカル・ヒューマニティ」
蒼穹社
3・2 1988. 5. バイオエシックスの運動としての側面に視点を合わせ、その研究と教育について分析した。
地域コミュニティのバイオエシックス 「メディカル・ヒューマニティ」
蒼穹社
3・3 1988. 8. 全世界的な視座からバイオエシックス理論を構築し、特に第三世界との関わりを論じた。
インフォームド・コンセントをめぐって 「メディカル・ヒューマニティ」
蒼穹社
3・4 1988. 12. もっとも早急に解決されるべき問題としてインフォームド・コンセントの実践について具体的に論じた。

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1989年度発表
 題 名   掲載誌・
 出版社 
 巻・号   発表 
 年月 
 概 要 
Anencephalic Organ Donation
:A Japanese Case
"Journal of Medicine and Philosophy"
Kluwer Academic Pub (U.S.A.)
14・1 1989. 2. 世界と日本における無脳症児からの臓器提供の倫理的問題点を解明し、今後の在り方を提案した。
Ethics Committees
for "High Tech" Innovations in Japan
"Journal of Medicine and Philosophy"
Kluwer Academic Pub (U.S.A.)
14・4 1989. 5. 日本における大学医学部倫理委員会の問題点を指摘し、今後の在り方を展望した。
生命操作とバイオエシックス 「ヒューマン サイエンス」コロナ社 2・1 1989. 3.
生命倫理とジャーナリズムのかかわり 月刊「ジャーナリズム研究」 26・21 1989. 4.
「生命倫理(バイオエシックス)」と
ジャーナリズムの役割
総合ジャーナリズム研究
東京社
26・2 1989. 4.
あなたのいのちは誰のもの
:医療とバイオエシックスの考え方
国民文化356 国民文化会議 1989. 7.
水とバイオエシックス 「G-ten」天理やまと文化会議 1989. 7.
The Japanese Human Genome Analysis Project Background,
Policy, and Problems
Zentrum fur Medizinische Ethik 1989. 9.

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1990年度発表
 題 名   掲載誌・
 出版社 
 巻・号   発表 
 年月 
 概 要 
人間遺伝子解析とバイオエシックス 「ヒューマン サイエンス」コロナ社 3・1 1990. ヒトゲノム解析研究がもつバイオエシックス的問題点の指摘と、その解決策を論じた。
インフォームド・コンセント 日本医師会生命倫理懇談会
「説明と同意」についての講演・質疑速記録集
1990. 1. 9. 日本医師会におけるインフォームド・コンセントの実施をめぐる現状の把握とその展望。
医療変革をもたらしたもの
-総論-
:バイオエシックスの立場から
「日本歯科医師会雑誌」日本歯科医師会 43・3 1990. 6. 1960年代からの医療変革が、法律、哲学、宗教、人権運動等の医療外部からの影響によるものであることを論じた。
なぜ専門家の教育が必要か
-バイオエシックスの立場から-
「仏教 (別冊4)」
法蔵館
4 1990. 11. バイオエシックスの立場から、いのちの主権者としての個々人の価値判断を専門家に任せきってしまうことの危険性を論じ、「職業倫理」の在り方についてアメリカでの事例の分析から専門家の教育の必要性を訴える。

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1991年度発表
 題 名   掲載誌・
 出版社 
 巻・号   発表 
 年月 
 概 要 
日本における医の倫理の問題性とバイオエシックス
:仁術とヒポクラテスからの脱却
「周産期医学」東京医学社 21・3 1991. 3. 日本の医の倫理の権威主義的性格の歴史的背景を分析し、仁術とヒポクラテスの考え方の問題点を解明した。
終末期医療における真実告知
:理念・歴史・問題点
「ターミナルケア」三輪書店 1・1 1991. 4. 医療における真実告知が日本において長らくタブーとなってきた背景をふまえ、その問題点を指摘し、今後の在り方を提案した。
生と死の主権者
:法とバイオエシックスの視座から
「大学時報」日本私立大学連盟 40・218 1991. 5.
Japan's Dilemma
with the Definition of Death
Kennedy Institute of Ethics Journal 1・2 1991. 6. 何故日本で脳死基準が受け入れられず、臓器移植も定着しないのかについて、伝統文化の生命観を取り上げ、自己の生命の有限性を受け入れる傾向を解明した。
臨終の終焉
:いのちの主権者としての選択
「聖書と教会」
日本キリスト教団出版局
通 303 1991. 6.
いのちの再構築
:バイオエシックス運動の視座
「CANDANA」中央学術研究所 136 1991. 8.
看護とバイオエシックスの歴史 「メディカル・ヒューマニティ」
蒼穹社
6・1 1991. 10. 看護がバイオエシックス理論の展開の場として最も重要な局面にあることを歴史的に考察した。
患者の権利:バイオエシックスの発想 「からだの科学」
日本評論社
161 1991. 11. 患者の権利を、インフォームド・コンセントと自己決定の意義に触れつつ論じ、日本における文化的要素を考察した。

SHORT CUT1960年代発表分 | 1970年代発表分
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1992年度発表
 題 名   掲載誌・
 出版社 
 巻・号   発表 
 年月 
 概 要 
地球化時代のバイオエシックス
:難民の健康及び医療と日本の役割
「生存科学」
生存科学研究所
2・2 1992. 4. バイオエシックスの観点から難民にまつわる問題点を解明することにより、これからの難民医療保健の在り方を展望した。
The right to be informed
: an aspect of dignity
"World health forum"
WHO
12 1992. 10. 日本における末期医療の問題点を解明し、真実告知の必要性を指摘した。
高齢化社会と尊厳死
:法とバイオエシックスの視座から
「Emergency Nursing」
メディカ出版
12 1992. 12. 日本における尊厳死の基準について解明し、その問題点を分析した。

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1993年度発表
 題 名   掲載誌・
 出版社 
 巻・号   発表 
 年月 
 概 要 
ヒトの遺伝とバイオエシックス
:宗教的アプローチの意義
ヒトの遺伝・
生物の科学・
遺伝 別冊
裳華房
別冊 5 1993. 2. 遺伝をめぐる道徳上の問題点をバイオエシックスの視座から解明し、研究者がバイオエシックス的視座をもつことの重要性を説いた。
先進医療とバイオエシックス 「人工臓器 1993 」
中山書店
年鑑 1993. 5. バイオエシックスに関連する、医療と人工臓器についての問題点を指摘した。
バイオエシックスの展開と作業療法 「長野県作業療法士会学術誌」
長野県作業療法士会
11 1993. 8.
医師・患者双方の意識改革なしに
インフォームド・コンセントは進まない
「日本の論点 '94」
文芸春秋
年鑑 1993. 11.

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1994年度発表
 題 名   掲載誌・
 出版社 
 巻・号   発表 
 年月 
 概 要 
Bioethics and Japanese Health Care Washington-Japan Journal 2・4 1994. 3. 日本における医療とバイオエシックスの展開について比較制度的に論じ、今後のバイオエシックス公共政策の重要性について考察した。
患者の権利とはなにか 「患者中心の医療をめぐる学際的研究 (報告論文集)」文部省科学研究報告書 1994. 3. 患者の権利の国際的比較を通し、日本の現状を分析し、問題点を指摘した。
ヒト・ゲノム解析研究の問題点 「患者中心の医療をめぐる学際的研究 (報告論文集)」文部省科学研究報告書 1994. 3. ヒトゲノム解析研究がもつ危険性を指摘し、その有益性を公共性の観点から検討した。
高齢化社会とバイオエシックス 「患者中心の医療をめぐる学際的研究 (報告論文集)」文部省科学研究報告書 1994. 3. 日本における高齢化社会の今後の問題点として、アドヴァンス・ディレクティヴに焦点を当てて論じた。
末期ケアにおけるバイオエシックス 「日本サイコオンコロジー学会誌」
日本サイコオンコロジー学会
7・1 1994. 7.

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1995年度発表
 題 名   掲載誌・
 出版社 
 巻・号   発表 
 年月 
 概 要 
尊厳死と医療 「人間の医学」
実地医家のための会
30・6 1995. 3.
History of Medical Ethics
Contemporary Japan
Encyclopedia of Bioethics
(Revised Edition)
3 1995. 5. 近代日本における医の倫理の展開とその問題点と展望について分析した。
Organ Transplantation
and Human Rights Issues in Japan
Asian Bioethics Resource Material/Kennedy Institute of Ethics, Georgetown University 1995. 5.
Bioethics in Japan Poverty, Vulnerability, and the Value of Human Life
CIOMS/WHO
1995. 6. 日本におけるバイオエシックス研究と教育の形成を論じた。
Bioethical and Socio-legal Issues
Relating to ALS Patients in Japan
Asian Bioethics Resource Material/Kennedy Institute of Ethics, Georgetown Univ. 1995. 6.
Advance Directives in Japan Bochum conference Material/Ruhr University 1995. 6.
末期ケアにおけるバイオエシックス (2) 緩和医療/緩和医療研究会 4・1 1995. 6.
患者の生の充実を求めて けんりほう news/患者の権利法をつくる会 49 1995. 8.
厚生省検討会報告書の問題点
:誤解されたインフォームド・コンセント
「国際 BIOETHICS NETWORK」Newsletter
早稲田大学人間総合研究センター
20 1995. 9.

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1996年度発表
 題 名   掲載誌・
 出版社 
 巻・号   発表 
 年月 
 概 要 
Reflections on Nuremberg and the Role
of Ethical Codes in Medicine
-Ethical "Norms" after Nuremberg
The Proceedings of the Freiburg project,
Freiburg Univ.
1996. 4.
Bioethica Kao nadinterdisciplinarna znanost drustvena instrazivanja
(Journal for General Social Issues)/GRAFO MARK, Zagreb
BR, 3・4
(23・24)
1996. 5.
日本の生命医学倫理展開のために
-T. ビーチャム・J・チルドレス著
「生命医学倫理」刊行に寄せて-
「国際 BIOETHICS NETWORK」Newsletter
早稲田大学人間総合研究センター
1996. 7.
バイオエシックスに見る生病老死
(1) バイオエシックスとは何か
LIFENCE/後藤学園 1 1996. 8.
Images of Health for All Conference Document, WHO/CIOMS, Geneva. 1996. 9.
バイオエシックスに見る生病老死
(2) いのちのはじめのバイオエシックス
LIFENCE/後藤学園 2 1996. 11.
Death and Dying in Japan Kennedy Institute of Ethics Journal/Kennedy Institute of Ethics, Georgetown Univ. 6・4 1996. 12.

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1997年度発表
 題 名   掲載誌・
 出版社 
 巻・号   発表 
 年月 
 概 要 
インフォームド・コンセントの成り立ちと意義 イデアフォー通信/イデアフォー 21 1997. 1.
医の倫理の課題と展望
-バイオエシックスの視座から-
最新内科学体系
/医師と患者
中山書店
1 (別冊) 1997. 2.
バイオエシックスに見る生病老死
(3) 病 -病気を見る医療から人間を見る医療へ
LIFENCE/後藤学園 4,
pp. 18-21.
1997. 5.
バイオエシックスに見る生病老死
(4) 老 -新しい時代をつくるお年寄りたちの活動
LIFENCE/後藤学園 5,
pp. 20-23.
1997. 8.
健康のイメージと伝統医療
-バイオエシックスの視座から-
全日本鍼灸学会雑誌
/全日本鍼灸学会
47・3,
pp. 93-100.
1997. 9.
バイオエシックスに見る生病老死
(最終回) 死 -揺れ動くいのちの終わり
LIFENCE/後藤学園 6,
pp. 11-15.
1997. 11.
The Bioethical Issues
in Long Term Care Insurance System in Japan
Conference Document
: Germany-Japan Conference on Comparative Study of Long Term Health Care Policy at Univ. of Bonn
/ Deutsches Institute fur Japanstudien
pp. 1-21. 1997. 11.
生命科学技術の展開と公共政策
-バイオエシックス研究プロジェクトの回顧と展望-
ヒューマンサイエンス,
早稲田大学人間総合研究センター
10・1,
pp. 45-50.
1998. 3.

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1998年度発表
 題 名   掲載誌・
 出版社 
 巻・号   発表 
 年月 
 概 要 
バイオエシックス
-世界の動向・展望と課題
プライマリーケア学会誌,
日本プライマリーケア学会
21・1,
pp. 74-77.
1998. 3.

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木村利人教授の著作は1960年代のものから、まだまだたくさんあります!
以下、調査&工事中ですが、しばらくお待ち下さい。

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